古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

ベージュ系で気品あふれる部屋作りを

女性の場合、

 

「フォーマルな席ではベージュ系やクリーム系の色の洋服を身に着ける」

 

という方が多いですよね。
黒もよく選ばれる色ですが、
ちょっと暗くて重苦しい雰囲気になってしまいます。

 

かといって、白だと明るすぎて浮いてしまう・・・。

 

その点ベージュやクリーム色は、悪目立ちせず、なおかつ暗くもなく、
見る人に上品で落ち着いた印象を与えることができる万能の色なのです。

 

パッと見にものすごく目立つわけではないけれど、
なぜだか人目を引く、上品な輝きを持っている。
そんな六白金星の性質にピッタリとマッチする色でもあります。

 

「金」=ゴールドというイメージが強いかもしれませんが、
実際は白やベージュ、クリーム色も金の気を持つ色です。
特にベージュやクリーム色は、
土の気を持つ茶色や黄色が混じっているため、
六白金星にとっては非常に相性の良い色です。
(九星気学においては、「土から金を生ずる」ということで
「相生」の関係にあります。)

 

一方で、金の気を持つ赤や紫、
木の気を持つ緑とは相性が良くありません。
物事に集中できなくなったり、
心身のバランスを崩したりすることもありますので、
インテリアに使用するのであれば、ごく部分的に。

観葉植物の置き過ぎにご注意!

九星気学では、植物には
「邪気を吸収する」「空間の気のバランスを整える」
という力があると言われており、インテリアにもよく使われます。

 

実際、部屋の中に小さな観葉植物が一つ、
もしくは生花が1本生けてあるだけでも、
ホッと気持ちが安らいだりしますよね。

 

しかし、六白金星に関しては、
癒しの象徴である観葉植物も必ずしもプラスには作用しません。

 

植物は「木」の気を持つアイテムであるため、
疲れを感じやすくなり、集中力を欠くことになってしまいます。
世の中ではラッキーアイテムや癒しアイテムと言われていても、
それが自分にとっても癒しになるとは限らないのです。

 

一方で、土の気に属する石(大理石、陶器)や
コンクリート素材のものは
六白金星と相性が良いです。

 

とはいえ、白いコンクリート壁では、
ちょっとそっけないインテリアになってしまうかもしれません。
そこで、ベージュやクリーム系の塗料でペイントすることで
温かみのある優しい空気感を出すことができます。

 

また、水を表す青色とも相性が良いので、
淡いブルー系の塗料でペイントするのも良いですね。

 

青色には交感神経の働きを抑え、
副交感神経を優位にする作用があるので、
心身ともにリラックスして、外での疲れを癒せる空間となるはずです。

ホテルを意識してコーディネートしてみよう

無駄がなくシンプルで、
なおかつ高級感のあるラグジュアリーなインテリア。
みなさんは、どんな部屋をイメージするでしょうか?

 

一つのアイデアとしては、ホテルの部屋が挙げられます。

 

だいたいは、壁が白、ベージュ、クリーム系の色で、
ベッドや机もごくシンプルなデザインですよね。

 

ファブリック類も、あまり奇抜な色は使われません。
全体的にシンプルでクセのないインテリアでまとめられていますが、
(部屋のグレードにもよりますが)
一つ一つの質感はどれも上質で高級感がある!
そんなホテルのような空間づくりをすることで、
六白金星がもともと持っている
高貴な性質を高めていくことができます。

 

自分の世界に集中して、
一つのことにのめり込みやすいタイプの方が多いのですが、
部屋をシンプルにすることで、その強みをさらに伸ばしていきましょう!

 

鮮やかな色や柄物が多いインテリアは、
室内の気の流れが乱れて、物事に集中しにくくなります。

 

また、六白金星にとって北西は特別な方角。
この方角に水回りの設備がある物件は選ばないこと!
また、北西を散らかしたり汚したりしないように注意しましょう。