古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

最大吉方とは?

九星気学の吉方位の中でも、
特にその開運パワーが高い方位を「最大吉方」と呼びます。

 

これは、年盤、月盤、日盤の全てが一致する日に表れる吉方位。
言うまでもなくプラスのエネルギーが最大になる方位であり、
吉方位では得られないレベルのパワーを吸収することができます。

 

どうしても叶えたい強い願いがある場合は
この最大吉方のチャンスを逃す手はありません!

 

ただ、調べてみると、最大吉方は
1年のうちにそう何度もないということがよく分かると思います。

 

例えば、2015年の場合は、中宮に三碧木星が回座しています。
これと同じ月盤になるのは4月と2016年の1月です。

 

※九星気学の場合、1年は2月から始まります

 

日は、4月8日、17日、26日。
2016年1月は3日、12日、21日、30日です。

 

2016年の場合は、中宮に二黒土星が回座しています。
これと同じ月盤になるのは2月と11月です。
日は、2月7日、16日、25日。
11月は9日、18日、27日です。

 

これらの日のどこかに、
あなたにとっての最大吉方が表れる可能性があります。

どうやって割り出すの?

九星気学の最大吉方を割り出す際には、
自分の本命星を考慮する必要があります。
そのため、人によって最大吉方は異なります。

 

ここでは、その割り出し方をご紹介しましょう。

 

@ まず、その年の凶方位を除外します。
具体的には、歳破、五黄殺、暗剣殺、本命殺、本命的殺です。

 

 

A 次に、@で残った方位に回座している九星と、
自分の本命星との相性を見ていきます。
そして、相剋(死気、殺気)の関係にある方位を除きます。

 

 

B 日破殺を調べ、この方位を除きます。

 

 

C 最後に残った方位が、あなたにとっての吉方位となります。

 

例えば筆者の場合。
2015年の4月8日を例に考えてみましょう。

 

  • 歳破・・・北東
  • 五黄殺・・・西
  • 暗剣殺・・・東
  • 本命殺・・・北西
  • 本命的殺・・・南東

 

この時点で残っているのは、

 

  • 北・・・八白土星
  • 南・・・七赤金星
  • 南西・・・九紫火星

 

筆者の本命星は四緑木星なので、
「木は土の養分を奪う」「木は金に傷つけられる」
ということで八白と七赤は相剋。
残っているのは南西ということになります。

 

最後に、4月の月破は北西なので、
2015年4月8日の筆者にとっての最大吉方は南西!

時間帯にもこだわろう

宇宙のエネルギーが常に揺らいでいるように
運気の流れもまた、一つところに留まることはありません。

 

九星気学には、1日の中での運気の移り変わりを表す (この場合は、九星の変動)
「時盤」というものがあります。

 

 

表を見ておわかりいただけるように
九星は2時間毎に移り変わっていきますので、ここでもやはり、

 

年盤や月盤、日盤と同じ九星の配置になる時間帯を探しましょう。

 

そして、その時間帯に行動を起こすのです。
そうすることによって、方位が持つ吉エネルギーを
最大限に生かすことができるでしょう。

 

例えば、さきほど例に挙げた2015年4月8日であれば、
日干支は「寅」になります。
ですから、「陽遁」の「寅」の欄を見ていきます。

 

すると、年・月・日盤と同じように三碧木星が中宮にくるのは
午前9時〜11時の2時間であることがわかります。
私の場合は、この時間帯に南西の方位で
祐気取りをすると効果的だということですね!

 

みなさんもぜひ、ご自身の最大吉方と
開運のために行動を起こすべき時間帯を調べてみてください。