古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

迷った時は九星気学!

毎日の生活の中で行先を決める際、

 

「AとB、どっちに行こうかな?」

 

と迷うことはないでしょうか?

 

例えば、買い物。
同じような価格帯で、家からの距離も同じくらいの
2つのスーパーがあった場合、
その日の気分や広告の内容に合わせて選んでいる方が多いのでは?

 

仕事でも、新規の営業先として候補が複数ある場合、
「今日はどっちの会社にアタックしようか?」
と迷うことはあると思います。

 

特にこだわらなければならない決め手に欠ける場合、
「はて、どうしよう・・・。」
と、その日の行動を迷ってしまったら、
そんな時こそ九星気学の方位術を参考にしましょう。

 

雑誌など各種メディアでは
「○○で見る!あなたの今年の運勢」なんて銘打った特集を
目にする機会も多いので、運気=1年ごとに変わるもの
という印象をお持ちの方も多いかもしれませんが
人の運気は日単位でも刻々と変化していきます。

 

そこで、毎日の行動の指針となるのが九星気学の「日盤」

 

今日、自分の本命星はどの方位に位置しているのか?
今日の日干支は?
自分にとってはどっちの方位がラッキーなの?
逆に、避けるべき方位はどっち?

 

良いエネルギーを得るためにも、
吉方位と凶方位はしっかり確認しておきたいものですね!

毎日の吉方選びには日盤を活用しよう

日によって、あなたの吉方位や凶方位は変わります。
「たった1日で変わる凶方位なら、
別に侵してしまったとしても大した問題ではないのでは?」
と軽く考える方がいますが、とんでもない!

 

事故も災害も事件も、
ほんの一瞬で人の人生を大きく変えてしまいます。

 

特に、日破殺や暗剣殺の方位の凶作用は甘く見ないほうが良いですよ。

 

命に係わるような不慮の事故に巻き込まれたり、
仕事で大きな損害を受けたり・・・。
もがけばもがくほどに状況は悪化するそうですから、
できるだけこの方位へのアクションは避けるようにしましょう。

 

前日、もしくは当日のお出かけ前に、
その日の九星の配置や日干支を確認しておきましょう。
お手元のカレンダーに記載されていない場合は、
こちらのサイトが便利です。

 

例えば2015年3月1日の日干支九星暦を例に挙げてみると、
「一・丙子」と記載されています。
これは、その日の日盤の中宮に一白水星が回座し、
子の日であることを示しています。

 

(丙は十干で、十二支との組み合わせで60日、
60ヵ月、60年周期で循環しています。
吉方位を出す時には使いません。)

具体的な使い方は・・・

日盤で中宮に一白水星が回座する場合、
その日の九星図は次のような配置になります。

 

 

この時、避けるべき凶方位は次の通りです。

 

  • 日破殺

日の十二支である「子(北)」の反対側なので、南

 

  • 五黄殺

「五黄土星」の方位なので、南

 

  • 暗剣殺

「五黄土星」の反対側なので、北

 

次に、本命殺と本命的殺の方位を消去しましょう。
例えば筆者は四緑木星なので、「北東」と「南西」です。

 

この時点で、筆者の場合は
南東、東、北西、西が残っています。
そのうち、四緑木星と「相生」の関係にある九星が回座しているのは、
九紫火星の「南東」と三碧木星の「西」。
つまり、この2つが吉方位ということになります。

 

※ちなみに、年盤の「歳破」「五黄殺」「暗剣殺」「本命殺」「本命的殺」
月盤の「月破」「五黄殺」「暗剣殺」「本命殺」「本命的殺」まで
全てを考慮すると、吉方位はもっと限定されます。
ここでは、あくまでも「日」に限定した場合の凶方位のみを表示しています。

 

どうしてもこっちに行きたい!行かなければならない!
という特別なこだわりがなく、「どっちに行こうか?」と迷った時は
このような方法で日の吉方位を割り出してみてはいかがでしょうか。