古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

目的を持つことが祐気効果を高める

九星気学占いの魅力は、単に「占いっぱなし」で終わらず、
自分の運勢に前向きなアクションを取るためのアドバイスをもらえるということ。

 

「あなた、恋愛運が悪いから結婚はできないわね。諦めなさい。」
と突き放されるのではなく、
「○月△日に□の方位に出かけると良縁に恵まれますよ」
と建設的なアドバイスをもらえるのが九星気学。

 

「自分の運勢は自分で変えていくことができる」

 

という考え方をベースにしているので、
積極的なアプローチを応援してもらえるのです。

 

吉方位に出かけることでポジティブなエネルギーを吸収し、
それによって運気を良い方向へ変えていく。
それが九星気学の考え方ですが、
大切なのは「目的」を持つことです。

 

どんな側面での運気UPを望んでいるのか?
恋愛面での出会いに恵まれたいのか。
仕事で実力を評価してもらいたいのか。
出世したいのか。
それとも、家族みんな仲良く健康でいられればそれで良いのか。

 

それぞれの方位や、そこに回座する九星には意味がありますので、
目的に応じて、取るべき吉方位も異なります。
本当の意味で運命を前向きに切り開いていくためには、
目的に応じて吉方位を使い分けることが大切なのです。

定位の星vs回座した星。影響力が大きいのは?

どんな目的の時に、どの方位を目指せば良いのか?

 

これを考える際、

 

★五黄中宮の定位盤で定位とされている九星の象意を見れば良いのか?

 

★それとも、吉方位旅行に出かける予定の日に
その方位に回座している(位置している)九星の象意を見れば良いのか?

 

という点で迷ってしまう方も多いと思います。

 

例えば、四緑木星の定位である南東には
「良縁に恵まれる」「結婚の話がととのう」といった意味があります。
そこで、吉方位を選ぶ際には次の2通りが考えられると思います。

 

  • 南東が吉方位になっている時に南東に出かける
  • 四緑木星が回座している吉方位に出かける

 

理想的には、四緑木星が定位である南東に回座している時がベストですが、
日程の都合上、そうもいかないこともあるでしょう。

 

その場合は、定位のほう、つまり南東を選んだほうが
目的を達成するパワーは強いと言われています。

 

象意が出る割合については、
流派によってはフィフティー・フィフティーだという説もありますが、
「定位が7割、回座している九星の影響が3割出る」
という説が有力のようです。

的別の吉方位をチェック!

では、目的に合わせた吉方位を選ぶ際には
それぞれの方位をどう使い分ければ良いのでしょうか。
九星気学では次のように考えられています。

 

【目的別の吉方位】

 

商売繁盛、ビジネス運、結婚運に関すること

南東 or 四緑木星が回座している吉方位

 

地位や名誉、人気、美的センスに関すること

南 or 九紫火星が回座している吉方位

 

努力する力、家庭内の平和に関すること

南西 or 二黒土星が回座している吉方位

 

お金、恋愛に関すること

西 or 七赤金星が回座している吉方位

 

人間としての格、社会運に関すること

北西 or 六白金星が回座している吉方位

 

思考や精神性に関すること

北 or 一白水星が回座している吉方位

 

家庭内の問題や不動産に関すること

北東 or 八白土星が回座している吉方位

 

仕事や勉強に対するモチベーションに関すること

東 or 三碧木星が回座している吉方位

 

 

これは筆者の経験ですが、仕事でつまずいてしまったり、
行き詰まりを感じたりしてモチベーションが落ちている時は
東の吉方位に出かけてみるのがオススメです。

 

惰性でやっていた仕事に積極的に取り組めるようになりましたし、
努力の結果が目に見える形で出やすいのです。

 

これは受験勉強にも通ずるところがあると思いますので、
受験生の願掛け旅行に出かける際にはぜひ参考にしてみてください。