古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

九星それぞれの“イメージ”から分かること

九星気学占いのベースになるのは、
数字と、色と、五行の要素を組み合わせたもの。
そこから人の性格や運勢、相性を見ていくわけですが、
実はそれほど難しく考える必要はありません。

 

まずまず、それぞれの名前をじっくり眺めてみください。
その字面から、なにかしらじんわりとイメージできることがあるはずです。
例えば・・・

 

一白水星
「白い水」から、濁った水をイメージする人もいれば、
冷たく清らかな(透明な)水を思い浮かべる方もいるでしょう。
なんとなく、「情に流されやすい」「冷たい」といったイメージが浮かびます。

 

 

二黒土星
黒い土=栄養分たっぷりの土。
滋養は愛情面だと「慈愛」と考えられるので、
世話好きで面倒見が良い人なのかな?というイメージです。

 

 

三碧木星
緑ではなく「碧」であるところに若々しさのようなものを感じます。

 

 

四緑木星
同じ木でも、樹齢の進んだベテランの雰囲気が漂います。
大木ならではのどっしりとした安定感も?

 

 

五黄土星
乾いた黄色い土。
つまり、二黒土星に比べて栄養分が少ない土ということですよね。
なんだかわがままな雰囲気が・・・。

 

 

六白金星
白い金・・・って、もしかしてダイヤ!?
気品やプライドが高い人なのでしょうか・・・。

 

 

七赤金星
赤い金。例えば銅のようなものでしょう。
色んな用途に使えるので、柔軟なイメージです。

 

 

八白土星
雪に覆われて白くなった山の土というイメージ。
季節に応じて表情を変える柔軟性が感じられます。

 

 

九紫火星
紫と火・・・って、それだけでなんだか派手な印象ではありませんか?
「火」が入っているところから、「情熱的な人なのかな?」
と思われる方も多いでしょう。

九星の性格一覧

前述した通り、九星気学を理解する上では「想像力」が重要なカギとなります。
前項でイメージした九星それぞれの性質をどんどん肉付けしてみましょう。

 

詳しい性格診断や運勢については九星それぞれの項目で紹介しますので
ここではざっくりとした性格傾向を紹介してみたいと思います。
九星気学のイメージをつかむ上で参考にしていただければ幸いです。

 

 

一白水星

水からイメージされる通り、クールで流動的。
それでいて情にもろい性質があり、誘惑に負けやすいところがあります。

 

二黒土星

奉仕的で人を育成する能力に長けています。
一方で、一見妥協したように見せかけて
結果的には自分のペースに持っていくという器用さを持った星でもあります。

 

三碧木星

若さあふれる行動力が特徴的。
新しいものが好きで斬新なアイデアに富んでいます。
ただ、急ぎ過ぎて失敗することも多そう。
飽きっぽくてすぐ冷めてしまう点も弱点と言えるかもしれません。

 

四緑木星

樹木が虫や鳥たちの情報交換の場であるように、
この星の人も非常に社交的で情報活用が上手です。
木に動物たちが集まってくるように異性にもモテモテですが、
遊ばれやすい傾向があるようですのでご注意を。

 

五黄土星

周囲から養分を奪ったり、もらったり、奉仕させたりして成長します。
つまり、独断的でわがままな傾向があるようです。
その反面、自立心が強く負けず嫌いな部分を活かせば
仕事でも大きな成功をつかむことができるでしょう。

 

六白金星

硬い貴金属(ダイヤやプラチナ)のように、高貴で硬い性質を持ちます。
すなわち、几帳面で堅実、頑固、プライドが高い。
人に頭を下げるのが苦手なタイプでしょう。
ただ、理想を追求するためには簡単に妥協しないという
ずば抜けた意志の固さを備えています。

 

七赤金星

柔らかくて変幻自在に加工できる銅のように、
この星の持ち主は融通性の高い柔軟な性格が特徴的。
持ち前の明るさと行動力で周囲からの信頼も厚いでしょう。

 

八白土星

季節によって表情を変える山のように、
常に変化を求め続ける革新家です。
実行力があり、考え方も非常に前向き。
ただし、移り気な点は恋愛においては玉に瑕と言えるでしょう。

 

九紫火星

紫の高貴さと火の情熱を併せ持つ星であるため、
社会的立場や地位にこだわります。
見栄っ張りで、現実離れした理想を追い求める傾向があるため、
理想と現実のギャップに不満を抱くことも多そうです。
ただ、本音は素直で、人間関係を大切にします。