古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

完璧主義な人ほど、子育てにつまずきやすい

仕事でもプライベートでも、
「こうあるべき」「こうありたい」
という理想を持って行動することは非常に大切なことです。
そこがしっかりしていないとゴールまでのビジョンも描けないでしょう。

 

しかし、育児に関しては、
理想に対する思い入れが強ければ強いほど、
目標とするゴールはどんどん遠ざかって行きます。

 

完璧を求めようとすればするほど、
求める理想の姿と現実は乖離していく。
何をやっても空回りする日々の育児に強いストレスを感じ、
少しずつ精神が蝕まれていく・・・そんなケースが多いのです。

 

実際、筆者はわりと物事に対して妥協ができないタイプでしたが、
見事に育児でつまずきました。
その原因を自分自身で分析してみたのですが、おそらく、
「他人を自分の理想通りに操ろうと思ってしまう」
というところに原因があるのではないかと気づいたのです。

 

生まれたばかりの乳飲み子、
まだ社会経験の乏しい幼子にも、個性はあります。
そこを無視して親の理想を押し付けても、
その育児がうまくいくはずがありません。

 

表面上は順調に進んでいるように見えても、
そのしわ寄せはいつか必ず表面化してくるものです。

自分を知り、相手を知る

筆者自身は、九星気学においては「四緑木星」を本命星に持っています。
この星の人々が重んじているのは、とにかく調和を大切にすること。
そのためには、社会におけるルールを守らなければいけない!
と、強く思っているのが特徴的です。

 

実際、筆者も、「周りがどう思うか」という周囲からの評価が気になります。
ですから、あまり目立った行動はしませんし、
「自分の行動が誰かに迷惑をかける」という状況は我慢なりません!
もちろん、子供にも同じことを期待しています。

 

とはいえ、小さな子供にそんな理想を押し付けても無理ですよね。
本能のままに生きる1歳児、2歳児を抱えていれば、
どんなに気を付けていても周りに迷惑をかけてしまう状況は発生します。

 

私には、それが苦痛で仕方がなく、また、
その原因を作る娘を疎ましくさえ思ってしまうことがありました。
それが、私自身の育児を辛く、苦しいものにしていたのです。

 

状況が変わったのは、久しぶりに九星気学の本を手に取ったこと。
娘は本命星が五黄土星、月命星が一白水星であり、
根っこの部分は非常に気性の荒い気質を持っています。

 

しかし、月命星の作用が強く出る今の時期は、
柔軟な水の性質が表れているはず。
無理に感情を抑え込もうとすれば、それが川の氾濫を招き、
かえって逆効果になってしまうのです。

目には見えないものの、大きな力

九星気学で、自分が育児において陥りがちな罠と、
娘の個性を確認したことで、
私の中でのモヤモヤがかなりクリアになりました。

 

大人同士の人間関係と同じように、子供との関係においても
良好な関係を築いていくためには、まずは自分を知ること、
そして相手を知ることが大切なのです。

 

完璧に理解することは難しくても、
「相手をわかろう」とする姿勢、心構えを
意識して持ち続けることがポイントだと言えるでしょう。

 

九星気学?占いが育児の何の役に立つんだ!

 

・・・そのように思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
私たちは皆、目には見えない大きな力による影響を受けて生きています。

 

先の見えないネガティブループにはまり込んだ時こそ、
その目には見えない力の作用を“心で”感じ取る努力をしてみましょう。

 

どんなにたくさんの育児書を読んでも見つけられなかった解決策が
ふっと自分の中に舞い降りてくることがあります。
実はその答えは、最初からご自身の中にあったのかもしれませんよ。