古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

真面目で社交的

公園や広場で幼い子供達が遊んでいる様子を見ていると、
順番を守れなかったり、オモチャを取り合いしたり・・・
というケースは日常茶飯事ですよね。

 

3歳前後までは、自分の物と他人の物の区別が明確になっていませんし、
社会的なルールも身に付いていません。

 

「うちの子は、どうしてこんなに横暴なんだろう・・・」
と頭を悩ませてしまう親御さんも多いようですが、
しかるべき年齢になればそういった社会的ルールは徐々に身に付いていくもの。
そこまで深刻に心配する必要はありません。

 

ですが、中には、幼いながらもルールをきっちり守って遊んでいる子もいます。
全てのケースに当てはまるわけではありませんが、
月命星が四緑木星である子供は、社会的なルールに敏感なようです。

 

自分だけではなく、周りとの調和を重んじる
天性のセンスが備わっていますので、
その場の秩序を乱すようなことを嫌うのです。

 

また、社交的で誰とでもすぐに打ち解けられるのも特徴的。
大木に動植物が集まってくるように人を惹きつける魅力がありますので、
四緑木星の子供の周りは常に明るい笑い声であふれていることでしょう。

スマートであるがゆえに、小ずるい一面も・・・

常に、どこか客観的な目線で自分自身を見ることができる四緑木星は、
たとえ子供であってもどっしりと落ち着いた雰囲気を持っています。

 

もちろん、幼いうちはわがままを言って大人を困らせることもありますが、
ある程度の年齢になると、
突拍子もない言動で周りを振り回すということは
ほとんどないと言っても過言ではないでしょう。

 

常に常識を重んじ、周りとのバランスを気にしています。
複雑な人間関係もスマートに渡り歩いていくことができるでしょう。

 

ただし、ちょっと小ずるいところがあるので要注意!
論理的に、大人も見抜けないような巧妙な嘘をつくことがあります。

 

「誠実でなければいけない」「常識外れなことをすべきではない」
という思いが強すぎるがゆえに、
ルールを破ってしまった自分を認めることができないのです。
ゆえに、自分を正当化しようとして嘘を重ねていくことがあるようです。

 

四緑木星の子供が何か嘘をついていると感じた時は、
頭ごなしに主張を否定するのではなく、
大人のほうも冷静になって子供の話に耳を傾けるようにしましょう。

 

なぜ、そんな嘘をつかなければならなかったのか。
目線を合わせて問いかければ、きっと応えてくれるはずです。

非常識な親の態度に敏感

四緑木星の子供とつきあっていくうえで最も避けていただきたいのは、
「感情的になる」ということ。

 

頭ではわかっていても、
日々の育児ストレスで怒りの許容タンクは限界スレスレ。
ついつい怒鳴ってしまう。ヒステリックに子供を攻めてしまう・・・
その状況はよくわかります。

 

しかし、こと四緑木星の子供に関して言えば、
親がヒートアップすればするほど心が離れて行ってしまうのです。

 

また、親が非常識な行動を取ることについても敏感。
自分にも厳しいですが、
他者(特に身近な家族)に対しても厳しいところがありますので、
あれこれお子供からダメ出しをされてしまうことも多いかもしれません。

 

そんな時は、「子供だから」とあしらうのではなく、
指摘されたことは真摯に受け入れましょう。
四緑木星の子供の信頼を得るには、親もまた一人の人間として
日々成長していこうとする姿勢を見せることが大切です。

 

ああだ、こうだと子供にダメ出しをするばかりではなく、
自分自身も礼儀をわきまえた態度を心掛けるようにしたいものです。